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お家に珪藻土を使うメリット

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左官工事は、普段の生活でなかなかなじみのないものかもしれません。こちらのページでは左官にまつわる様々な豆知識をご紹介いたします。

お家に珪藻土を使うメリット

2024/07/30

近年、お家に珪藻土や漆喰を使いたいと希望されることが多くなりました。今回は珪藻土にスポットを当ててお家に珪藻土を使うメリットをご紹介したいと思います。

珪藻土と漆喰の違い

珪藻土と同じように名前が上がるのが漆喰です。ここでは珪藻土と漆喰の違いをご紹介します。

珪藻土とは

珪藻土は、海や湖、河川などに多く分布する「珪藻」という藻類の遺骸が化石となり、海底や湖底に堆積した粘土質の土です。長い年月をかけて新たな遺骸が積み重なり、独特のしま模様を形成します。

この素材は耐火性が高く、古くから耐火レンガや七輪の原料として利用されてきました。ただし、珪藻土単体では固まらないため、壁材として使用する際には石灰や合成樹脂などと混ぜて使うのが一般的です。

漆喰とは

漆喰は「消石灰(水酸化カルシウム)」に海藻のりなどを加えたもので、消石灰はサンゴ礁などから生成される石灰石に水を加えて作られます。過去には校庭に白線を引くために使われていた白い物質としても知られています。

漆喰は経年劣化しにくく、塗ってから数年間でさらに硬くなる「気硬性」という特徴があります。このため、漆喰は非常に耐久性が高い素材です。

珪藻土のメリット・デメリット

メリット

  1. 調湿効果が高い:珪藻土は多孔質であり、湿度が高いときには空気中の水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するため、室内の湿度を一定に保つ効果があります。
  2. 消臭効果:水分とともに匂い成分も吸収するため、消臭効果も期待できます。
  3. 耐火性:七輪の材料として使われてきたことからもわかるように、耐火性が非常に高く、燃えても有害な物質が発生しません。

デメリット

  1. 掃除の手間:劣化するとボロボロと剥がれるため、掃除が大変です。
  2. シミになりやすい:水分を吸収しやすいため、シミができやすく、対処が難しいです。

漆喰のメリット・デメリット

メリット

  1. 調湿効果:珪藻土ほどではないものの、漆喰にも調湿効果があります。
  2. 抗菌性:漆喰は強アルカリ性であり、細菌やカビの増殖を抑える効果があります。
  3. 耐火性:耐火性が高く、燃えにくいため安全です。

デメリット

  1. ひび割れ:乾燥収縮や建物の動きによってひび割れが生じることがあります。
  2. 施工の手間:扱いが難しく、下塗りが必要なため、施工に手間と費用がかかります。

珪藻土と漆喰の仕上がりの違い

珪藻土も漆喰も塗り方によって仕上がりの風合いが異なります。一般的に、珪藻土はゴツゴツとした無骨な風合い、漆喰はつるりとした仕上げになることが多いです。しかし、技術を駆使すれば、どちらも異なる仕上げにすることが可能です。

例えば、珪藻土をフラットな表面に仕上げることもできますし、漆喰をゴツゴツした仕上げにすることもできます。珪藻土にワラを混ぜることで和室に合う風合いを出すこともできますし、漆喰も貝殻を焼成して使った貝灰漆喰なら、使用する貝によって異なる質感を楽しむことができます。

珪藻土と漆喰の耐久性と費用

耐久性

耐久性に関しては、漆喰の方が優れています。漆喰は気硬性があり、空気中の二酸化炭素と反応して硬い石灰石に戻るため、長期間にわたって硬さを保ちます。一方、珪藻土には気硬性がなく、合成樹脂などをつなぎに使って固めているため、劣化してボロボロと剥がれることがあります。

費用

素材自体のコストは、現在では珪藻土と漆喰に大きな差はありません。しかし、施工費用には差があります。珪藻土は既存の壁に直接塗ることができるため、下地処理の費用が抑えられます。一方、漆喰は下塗りが必要であり、施工も難しいため、施工費用が割高になります。

初期費用は珪藻土の方がリーズナブルですが、耐久性の低さからメンテナンス費用がかかる点に注意が必要です。

まとめ

珪藻土と漆喰は、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットを持っています。珪藻土は高い調湿効果と消臭効果、耐火性が魅力ですが、掃除の手間、シミの問題がデメリットです。一方、漆喰は調湿効果や抗菌性、耐火性に優れ、長期間にわたって硬さを保つ耐久性が魅力ですが、ひび割れや施工の手間がデメリットです。

どちらの素材を選ぶかは、使用する環境や目的によって異なります。調湿効果や消臭効果を重視するなら珪藻土、耐久性や抗菌性を重視するなら漆喰が適しています。素材自体のコストには大きな差はありませんが、施工費用やメンテナンス費用を考慮して、トータルコストで判断することが大切です。

それぞれの素材の特性を理解し、自分の住まいに最適な選択をすることで、快適で美しい空間を実現することができます。珪藻土と漆喰の違いをよく理解し、専門業者の提案を参考にしながら、最適な素材を選びましょう。

江口工業では左官工事を承っております。

お気軽にご相談ください。

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