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塗り壁の長所とは、壁紙との違いについて

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左官工事は、普段の生活でなかなかなじみのないものかもしれません。こちらのページでは左官にまつわる様々な豆知識をご紹介いたします。

塗り壁の長所とは、壁紙との違いについて

2024/04/29

室内の壁をリフォームするとき、塗り壁と壁紙のどちらを選ぶか悩む方も多いと思います。

壁紙はコストが低いので選ばれがちですが、時間とともに劣化しやすく、一定の期間が過ぎると張り替えが必要になるため、総合的なコストで考えると、塗り壁(左官)の方が経済的という意見もあります。

今回は塗り壁の長所と壁紙との違いをご紹介します。

ビニール壁紙の特徴とそのメリット・デメリット

ビニール壁紙は日本の高度経済成長期に普及し始めました。安価で施工が簡単な壁材が求められる中、塩化ビニル樹脂などで作られたビニールシートを紙で裏打ちしたもので、色やデザインが豊富なのが特徴です。材料費が安く、施工も特別な技術を必要としないため、安価に仕上げられます。

しかし、ビニール壁紙は湿度の調整ができないため、結露しやすく、カビやダニの発生リスクが高いというデメリットもあります。また、時間とともに剥がれたり、汚れが目立ってくることもあり、一般的には5年〜8年ほどで張り替えが必要となります。

一方、塗り壁は自然素材を使った左官の技術を用いたもので、調湿性や蓄熱性に優れているため、夏は涼しく、冬は暖かい空間を作ることができます。また、漆喰や珪藻土などの自然素材を用いることで、抗菌・消臭効果も期待できるのが特徴です。

 塗り壁の特徴とそのメリット・デメリット

塗り壁は、壁の下地に自然素材を塗って仕上げるもので、自然な風合いと快適な空間を作り出します。漆喰や珪藻土を用いた塗り壁は、調湿性や蓄熱性に優れており、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる効果があります。また、自然素材なので環境にやさしいという点も魅力です。

塗り壁のデメリットとして、初期費用が高めという点がありますが、汚れても部分的に補修できるため、総合的なコストで考えると経済的です。また、塗り壁の施工は長持ちするため、一度塗れば長い間そのまま使えるのも大きなメリットです。

塗り壁の種類

塗り壁には、さまざまな素材や性能、成分があり、それぞれに異なる特徴があります。以下、代表的な塗り壁の種類とその特徴を紹介します。

珪藻土

植物性プランクトンの一種である珪藻からできた多孔質な土を使用しており、調湿性や断熱効果、吸音性、耐火性に優れています。健康的な素材として注目されています。

珊瑚

海から採取した風化造珊瑚礁を使っており、緻密な空孔を持つ多孔質物質です。調湿効果や消臭効果、断熱効果に加え、ホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質の吸着効果もあります。

土壁

左官仕上げの壁を総称することもあり、「京壁」とも呼ばれます。数寄屋造りや茶室に多く使用されます。

砂壁

砂で仕上げた塗り壁で、滑らかな美しさが特徴です。風情を重視する茶室や客間で使われるほか、洋室にも合うタイプがあります。

プラスター壁

石灰や石膏を水で練ったプラスターを使用した壁で、厚塗りが可能です。白く輝く見た目から「西洋漆喰」とも呼ばれ、現在は化成のりや繊維質を混ぜたものが多く輸入されています。

漆喰壁

消石灰と天然海藻から抽出した糊、麻などを混ぜた材料で、空気中の二酸化炭素と反応して硬化します。寺院建築や民家の蔵などに用いられる伝統的な塗り壁です。

備長炭壁

カシやウバメガシを高温で炭化させた備長炭を使用した壁です。特に黒い見た目が特徴的です。消臭効果が高いため、飲食店などでも使われます。

聚楽壁

希少な材料で、独特な風合いを持ちます。塗り壁には、性能や仕上がりの特徴、工法などが多様です。施工前に設計担当者としっかり相談して、最適な壁材と工法を選ぶことが重要です。

塗り壁とビニール壁紙のどちらを選ぶべきか?

ビニール壁紙と塗り壁は、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。健康的で快適な空間を求めるなら、塗り壁をおすすめします。コストを抑えたい場合、壁紙の方が選ばれやすいですが、長期的な視点で考えると塗り壁の方が経済的かもしれません。家や店舗の内装を検討する際は、自分のライフスタイルや予算に合わせて選ぶとよいでしょう。

江口工業では塗り壁のご依頼を承っております。『こんな壁にしたい』というご相談に対して経験ある職人がしっかりとご提案させて頂きます。
お気軽にご相談ください。

よくある質問

塗り壁とクロスの違いは?

塗り壁は、左官職人がコテを使って仕上げるもので、原料は漆喰や珪藻土などの自然素材です。ビニールクロスは、現在の住宅で一般的に使われている壁紙で、ポリ塩化ビニールを主成分としています。塗り壁の施工には左官職人が必要ですが、ビニールクロスは専門のクロス職人でなくても施工できます。熟練の技術を要し、時間がかかる塗り壁は、工事費用がクロスよりも高くなることが多いです。

壁を塗る材料は?

壁材には、珪藻土や漆喰といった塗り壁材のほか、塗料も含まれます。塗料はローラーで簡単に塗ることができるため、DIYにも向いていますが、塗り壁材は専門の技術が必要です。きれいな仕上がりを求めるなら、専門の職人に依頼するのが賢明でしょう。

塗り壁とクロスのメリットは?

漆喰や珪藻土などの自然素材を原料とする塗り壁材は、調湿性能や消臭性能が高く、機能性に優れています。また、表面に独特の凹凸があるため、高級感のある見た目も魅力です。一方、クロスはデザインのバリエーションが豊富で、価格帯も幅広いため、さまざまな選択肢から好みのものを選ぶ楽しさがあります。

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