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漆喰のメリット、デメリット

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左官工事は、普段の生活でなかなかなじみのないものかもしれません。こちらのページでは左官にまつわる様々な豆知識をご紹介いたします。

漆喰のメリット、デメリット

2024/03/27

漆喰とは

漆喰は、石灰を主成分とした自然由来の壁用材料で、もともとはサンゴ礁を原料としています。

この壁材は、ホコリやゴミが付きにくく、室内の温度と湿度を調節する機能を持っているため、生活環境を快適に保つのに役立ちます。また、耐久性が高く、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを分解する特性も備えています。内壁だけでなく、外壁への使用も可能です。

漆喰は、そのままの状態で壁に適用でき、様々なインテリアスタイルにマッチします。和風だけでなく洋風のデザインにも適しています。

その不燃性と耐久性は高く評価され、日本の城や神社、仏閣の壁材としても広く使用されています。

空気の清浄化が求められる場所や、アレルギーのある人にとっては、特におすすめの壁材です。

漆喰と珪藻土の違いは?

漆喰と珪藻土はそれぞれ異なる原材料から作られています。漆喰は石灰を主成分とし、珪藻土はプランクトンの一種である珪藻の化石を基にしています。

両者ともに湿度調整の機能を持ちますが、特に珪藻土はその効果が高いです。湿度が高い環境では珪藻土が、耐久性を重視する場合は漆喰が適していると言えます。お住まいの地域や、必要とする機能を元に選択すると良いでしょう。

見た目に関しては、漆喰は滑らかな仕上がりで、和風や洋風の部屋に適しています。一方で珪藻土はざらざらとした質感が特徴で、特に和風のインテリアにマッチすると言えるでしょう。

漆喰のメリット

優れた調湿効果

漆喰の大きな利点は、その優れた調湿効果にあります。漆喰は「呼吸する壁」とも呼ばれ、その理由は空気の湿度に応じて水分を吸収したり放出したりする能力があるからです。

漆喰の表面には無数の微細な穴があり、これによって室内の湿度を適切に調節します。湿度の高い季節であっても、部屋の中は快適に保たれ、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。年間を通して理想的な湿度を保つのが漆喰の特徴です。

 

耐火性に優れる

また、漆喰は優れた耐火性を持っている点も大きなメリットです。不燃材料として建築基準法にも認められており、万が一の火災の際にも燃え広がりにくい特性があります。火災による安全性を考える際にも、漆喰はおすすめの材料です。

ビニールクロスなど化学物質で作られた壁材は、燃焼時に有毒ガスが発生する可能性がありますが、漆喰は自然素材であり、火事の際に有毒ガスを発生させるリスクが格段に低いという利点も持っています。

 

お手入れ、メンテナンスのしやすさ

日本の現代住宅では、コストの面でビニールクロスが一般的な壁材として利用されています。このビニールクロスの大きな利点は、その低コストと迅速な施工です。ただし、時間が経つにつれて劣化しやすく、定期的な張替えが必要になることが多いです。

対照的に、漆喰を用いた壁は、時間が経過してもその美しさを維持しやすいのが特徴です。消石灰を主成分とする漆喰は、静電気を引き寄せにくいため、ほこりや汚れが付きにくいのもメリットの一つです。

また、小さな子どもがいる家庭で壁に落書きがされてしまう場合、ビニールクロスの張り替えが必要ですが、漆喰壁であれば、上から漆喰を塗り直すことで簡単に対応できます。小さな汚れなら、消しゴムを使用して消すことも可能です。このように、メンテナンスの容易さが漆喰の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

このように、漆喰は多くの利点を持っています。

漆喰のデメリット

施工に手間と時間がかかる

漆喰はその特性から多くのメリットを持つ壁材ですが、いくつかのデメリットも存在します。漆喰塗りの壁は施工に手間がかかります。ビニールクロスのように簡単に貼り付けることができず、養生を施した後、下塗りと仕上げ塗りのプロセスが必要です。

また、ビニールクロスと比較して工期も長くなる傾向があり、それに伴って施工費も高くなる傾向があります。

しかし、漆喰は長期的に見た場合、その耐久性から何度も張り替える必要がないため、結果的にコストパフォーマンスに優れているとも言えます。初期投資は高くなりますが、長い目で見ればクロスよりもリーズナブルになる可能性もあります。

 

ひび割れを起こす可能性がある

漆喰壁は魅力的ですが、ひび割れというデメリットも抱えています。これは、施工の下地や環境、さらには建物の動きによって発生する可能性があります。

ひび割れを防ぐためには、正確な下地処理から仕上げ塗りまでの手順をしっかりと踏むことが重要です。もし漆喰が施工された後にひび割れが生じた場合は、壁が汚れた時の処理と同様、漆喰を薄く塗り重ねることで対応が可能です。このような手順で適切に対処すれば、ひび割れのリスクを最小限に抑えることができます。

最後に

今回は漆喰のメリット・デメリットをご紹介しました。初期の施工費用は壁紙に比べてかかってしまうものの調湿効果や耐火性など壁紙にはない漆喰の魅力的な特徴もあります。
また、漆喰の独特な風合いも壁紙には無い雰囲気がありますね。

全部のお部屋に取り入れなくともご予算やお部屋によって使い分けるのも良いかもしれません。
江口工業では漆喰塗のご依頼も承っております。

お部屋に漆喰を取り入れてみたい、などのご要望がありましたらお気軽にご相談ください。

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