左官の職人直営店「江口工業」依頼するメリット

左官工事は、例えば電気製品を買うのとは異なり、「どこで頼むか」によって価格に差がでてきます。
電気製品はネットや量販店などだいたいどこで購入してもアフターフォローや価格の違いがあったとしても同じ製品であれば同じものを購入することができます。しかし左官工事の場合、全く同じ仕様（工法）にしても依頼する会社の業態によって工事金額に違いがあります。
これは、会社の業務形態によって値段の仕組みや内訳が異なるためです。

建設業界では「重層下請け構造」と呼ばれる、仕事を受注した元請け会社が、下請けとして工事請負会社にその仕事を依頼し、工事請負会社はその仕事をさらに孫請けの会社に依頼するというシステムが一般化しています。
発注する工事会社が大手の建設会社やハウスメーカーには職人が在籍していることはまれです。職人を抱えるとそれだけ固定のコストがかかるため、工事を受注するとその都度下請けに発注します。工事を発注した元請けから下請けに依頼する際には、紹介手数料（元請けの利益）として「中間マージン」が発生します。中間マージンは一般的に工事代金の約30～40%と言われています。

例えば、100万円の工事を行った場合、元請け業者はマージンを30万円をとって下請け会社に70万円で工事をさせます。このケースだとお客さんは工事金額を100万円支払っているのに70万円の工事しかしてもらえません。

さらに70万円の工事費から、20万円の中間マージンをとって下請けの下請けである孫請け会社に仕事を流すこともあります。

あるいは、あらかじめマージンの分をのせて高額な工事費用を請求されるケースもあります。

せっかく大手のネームバリューを信頼して依頼をしたのに、実際に施工をするのは小さな名前も知らないような業者で、工事金額には中間マージンが含まれている…というケースが多いのです。
もちろん中間マージンを支払ってでも有名な会社へ依頼することは、大きな会社のため保証がしっかりしているだろうという安心感はあります。

私たちのような「職人直営店」とは、文字通り職人が直接運営する業態を指します。小規模で、多くは地域に密着して運営しており、地元での口コミや評判、皆様からのご紹介によって工事を受注しています。
施工を担当する職人が営業を介することなく直接お客様のお話をお伺いするため進行はスムーズです。下請けを介するよく発生するトラブルである伝達漏れも起こりにくくなります。
また直接施工も担当しますので中間マージンが発生することはありません。同じ見積金額でも、中間マージンが必要ない分、材料費などに回ることが可能でよりよい工事を実施することができます。
完全自社施工ですので、どの現場でも品質が安定します。

私たちはCM・新聞広告を出すことも無いため知名度はありません。
しかし左官工事の仕上がりや品質に、ネームバリューは関係ありません。
経験ある職人のみの職人直営店だからこそ、マージンのない適正な工事費用で、すべての現場を熟練の自社職人のみで対応し、打ち合わせからアフターフォローまで一貫した対応が可能です。

京都市伏見区や京都府内にて、適正な工事価格で丁寧確実な左官工事・外構工事をご希望の方はぜひ一度ご相談ください。