404 Not Found


nginx
内装仕上げの「塗り壁」はどんなもの? | 京都の左官工事・外構工事・エクステリア工事は職人直営店の江口工業へ
Loading...
京都市伏見区の左官工事、外構工事、エクステリア工事は 江口工業へ

京都市伏見区・滋賀県・大阪府 | 左官工事 | 外構工事 | エクステリア工事 | 職人直営の左官業者江口工業

京都市伏見区の左官工事、外構工事、エクステリア工事は 江口工業へ

MENU

内装仕上げの「塗り壁」はどんなもの?

COLUMN

コラムColumn

左官工事は、普段の生活でなかなかなじみのないものかもしれません。こちらのページでは左官にまつわる様々な豆知識をご紹介いたします。

内装仕上げの「塗り壁」はどんなもの?

2023/12/01

「塗り壁」とは

塗り壁とは、建物の内外壁に使用される塗料や仕上げ材の一種です。左官職人の技術を使い、壁に美しい見た目を与えつつ、保護機能を果たします。

下地の上に、土などの素材を何層にも塗って仕上げます。下地、荒塗り、中塗り、上塗りと塗っていき、上塗りで仕上げた素材で名前が決まるのです。例えば、土で上塗りした場合は「土壁」、漆喰で仕上げた場合は「漆喰壁」など。

塗り壁のメリット

塗り壁は職人の技によって作られ、美しい仕上がりになりますが、機能的にも優れた部分がいくつかあります。ここでは、具体的に、塗り壁のメリットを紹介します。

日本の風土に最適

お家の塗り壁は四季がある日本の季節や風土に最適です。
塗り壁の代表的な機能は下記が上げられます。
・高湿度の雨季の湿度を調整する
・台風や梅雨のカビ発生を防ぐ
・断熱性が高い

このように、塗り壁は気候が変わる日本の風土に合った性能を持っています。

室内の空気をキレイに

塗り壁は室内の空気をきれいに保ちます。有害物質を吸着する力があるためです。
具体的には以下の効果があります。
・湿度を一定に保ち、カビの繁殖を防ぐ
・化学物質の放出が少ない
・有害物質を吸着する

近年、化学物質によって健康に害がでるシックハウス症候群が取り上げられています。
塗り壁は有害物質の発生を防ぎ、有害物質を吸着するため、室内の空気汚染に効果的です。また、抗菌・抗ウイルス性がある素材としても注目されています。

こだわりのある外壁が仕上がる

すでにデザインされているタイルなどと違い、職人が作業で作業を行う為、自分好みの他には無い壁を作ることができます。
形の決まっていない模様やデザインで独特な風合いを楽しみたい方にぴったりの技法です。。

デザインの幅が広い

塗り壁のデザインはデザインの幅が広いです。決まった型がなく、オーダーメイドでデザインを決められます。
色やデザインを家の構造や見た目に合わせることができ、印象を大きく変えられます。

防火性・耐火性がある

塗り壁は火に強い特徴を持っています。塗り壁の下地になる素材も火に強く、建物の安全性を高めてくれます。
具体的には火災時の炎の広がりを遅らせたり、火の発生を抑制したりと効果があります。
火災時の熱が建物内部に伝わるのを遅らせる効果があると、火災時に逃げる時間が確保できます。建物の維持にも繋がる点も魅力の1つでしょう。

塗り壁のデメリット

自分好みの外壁が作れ、日本の気候に合うメリットの多い塗り壁ですが、いくつかデメリットもあります。
塗り壁の主なデメリットは以下があげられます。
・施工費が壁紙などに比べて高い
・職人の技術力の差がある

塗り壁は職人が手作業で行うため、時間がかかり、施工費が高くなる傾向があります。
また、塗り壁は職人さんの技術力に左右される部分もあり、作業する職人さんによって仕上がりにも差が出ます。

塗り壁の種類

塗り壁の種類はいくつかあります。ここでは塗り壁の主な種類と特徴を解説します。

漆喰壁

漆喰壁は、湿気を調節し、空気を清浄化する効果があり、古くから日本の家屋や城に使用されてきました。
また、以下の特徴があります。
・火災に強い
・時間が経つほど硬化する
・美しい白色
・滑らかな質感

このような特徴を活かして、漆喰壁は木造建築物における火災対策や和室の趣を引き立てる役割も果たしています。

珪藻土壁

珪藻土壁(けいそうど)は、植物性プランクトンの一種が堆積した珪藻土を用いて作られます。
珪藻土は以下の特徴を持っています。
・吸湿性
・調湿性
・脱臭性
・断熱性

このように、珪藻土は室内の環境を快適に保つのに役立ちます。
現在も吸水性を活かしたバスマットやコースターが人気です。

土壁や砂壁

「聚楽壁」「大津壁」「錆壁」と種類があります。土壁は湿度調整や断熱の効果があり、自然な風合いが特徴です。また、砂壁は表面が細かく、光沢が出るものもあります。

内装仕上げの代表「クロス」と「塗り壁」の比較

現在の家の内装仕上げの多くがクロス仕上げです。戸建はもちろん賃貸や店舗など建物内部には基本的にクロスが使われています。
メリットとして汚れた時の掃除が簡単な事、そして施工費が比較的安価です。
掃除や張替えなどのメンテナンスをしやすく、安価に済ませたい方はクロスがオススメです。一方、こだわりのデザインや高い質感を求められる方、自然由来の成分をお部屋に取り入れたい方は塗り壁を検討してみると良いでしょう。

塗り壁は体に優しく過ごしやすい環境を整える

いかがでしたか。現在の内装仕上げといえば、クロスが代表的です。
補修や張替えも比較的コストが安く美観を保つ為にはとても良い建材です。
クロスも良いですが、自分自身のオリジナルの壁をお家に取り入れたいという方は塗り壁の選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん全ての壁でなくても大丈夫です。1面だけであってもとても雰囲気のあるお部屋を作ることができます。

江口工業では塗り壁のご依頼も承っております。お気に入りのお部屋にするお手伝いを一緒にさせて頂けますと幸いです。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

同じカテゴリの記事

無料問い合わせ・見積はこちら

TOP